埼玉で二胡教室も!「楊雪二胡楽団」が埼玉県文化振興課主催「アーティストボランティアコンサート事業」参加
【お知らせ】埼玉県加須市の「繭久里カフェ」にて二胡教室始めました! 詳細はこちら
埼玉県県民生活部文化振興課主催の「アーティストボランティアコンサート事業」の演奏動画配信企画への参加のため、
楊雪二胡楽団の有志メンバーで演奏動画の撮影を行いました。
その動画が完成し、埼玉県文化振興課の所有YouTubeチャンネル「おうちでコンサートちゃんねる」から公開されましたので、
お知らせいたします。
演奏楽曲は
①蘇州夜曲
②故郷
③賽馬
以上3曲です
以下、それぞれ3つの名曲を簡単にご紹介します。
①蘇州夜曲
李香蘭主演の映画「支那の夜」(1940年(昭和15年)6月公開)の劇中歌として発表された作曲家・服部良一 氏の代表的な楽曲です。
この映画は、当時日本だけでなく、中国、台湾、韓国、香港、ベトナム、タイ、フィリピン、ミャンマー、インドネシアで放映されたため、アジア中で知る人の多い名曲だそうです。またこの曲が作られた背景には非常に興味深い物語がありますので、少し紹介します。
1938年に中国各地の兵士たちを服部氏が慰問するために芸術慰問団に参加し、杭州の西湖で、湖に浮かべたボートの上で即興でサックスを弾いたそうです。その時のメロディーがもととなって生まれたのがこの「蘇州夜曲」だそうです。
②故郷
日本では知らない人がいないであろう唱歌です。大正3年に生まれ、現代でも必ずどこかで耳にする有名な曲のひとつです。
もともとは子供の頃の野山の風景を遠い地から懐かしむという内容で、生まれ故郷から離れて学問や勤労に励む人の心情を歌っているそうですが、
故郷へのイメージは十人十色。幼少時代の記憶がよみがえる不思議な一曲です。
③賽馬
二胡を続けている人が必ず出会う有名な楽曲の一つです。作曲は中国出身の黄海懐 氏。
黄海懐が60年代初めて、内モンゴルの民謡をもとに作った曲だそうです。
内モンゴルの人々が祭典のとき競馬を行う情景が、熱く、奔放に、生き生きと描写されています。
その難易度の高さに、最後まで音色を保って演奏するのは非常に難しい曲です。
二胡学習者の登竜門としての位置づけにあることは間違いなさそうです。
以下、撮影風景です。
楊雪二胡楽団についての活動情報は
こちらから
ご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!